(1999年リリース)

冬をテーマにした、GLAYの最大のヒット曲です。

パートは主に3つの部分に分かれていますが、後半の2パートはほぼ同じコード進行になっているため「A-サビ1-サビ2」というような構成と判断できます。(リリース当時「サビが2回来た!すごい!」と感動したことを覚えています。)

Aメロでは同じ音をつなげるメロディが多く(「無口なひと…」の部分など)、音域が狭くて動きが少ないのに対し、サビでは音の跳躍が大きくなって音域が広がっているため力強さを感じることが出来ます。同様にメロディのリズムもAメロとサビで対比が出来ていて、こちらにもサビを印象付けるための配慮が行き届いています。

コード進行の中で目立って異質なものはなく、またしっかりとしたメロディがあるため弾き語りなどのシンプルなアレンジにも通用しそうです。切ないメロディや透明感のあるサウンドからは神聖な冬のムードが感じられますね。

この「マイナーの雰囲気」や「メロディと曲展開で聴かせる」というあたりがGLAYの魅力だと改めて思いました。

【良いなと思ったところ】

■イントロの「ウーウー」
楽器だけのイントロではなくコーラスのメロディが乗っているためパートの一つとして成立していて印象に残る。

■Aメロの伴奏
スネアドラムのリムの音とベースが主体のアレンジで、静かで神聖な雰囲気が曲のテーマに合っていると感じた。

■サビ1のフレーズのリズム
「いつかふーたーりで…」というフレーズのリズムが聴きやすくて体に入りやすい形をしている。

■Aメロからサビ1につながるコード進行
Aメロの終わりに「F#7」を使うことで「Bm」への展開を予感させながら、その後に「G」を配置してコード進行予測の裏切りを演出している。

■サビ2の音域
「会いたいから…」で高音域のメロディになるため力強さ生まれて曲が盛り上がる。印象に残って歌いたくなる。

■曲のテーマ
「冬、雪」というテーマがしっかり確立されていて曲の個性になっている。

【曲構成の概要】
[キー]Bm
[構成]A-サビ1-サビ2
[小節数]イントロ=6+9+4、A=16(8+9)、サビ1=8、サビ2=9
[パートのメロディの入り方]A=後、サビ1=前、サビ2=前


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