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作曲ガイドブック(2)作曲の本質を知る

time 2017/03/28

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「曲」とは「ストーリー」である

例えばここに、五秒くらいの短いフレーズがあるとします。あなたはこれを聴いて「曲」だと感じるでしょうか。

ポピュラー音楽において「曲」とは「楽曲」のことを指し、そこには展開が不可欠です。「曲」は時間の経過とともに変化をして、リスナーに印象を持たせ、何かを感じさせるものです。

なんらかの展開を演出するためには、メロディはいくつかつながって延びていく必要があり、同様にコードにも変化が求められます。リスナーに「曲」だと感じてもらうためには、絶対的に長さが必要となるため、小さなメロディをなんとなく作るだけでは、本質的な意味で「作曲」とは言えません。

そもそも、ポピュラー音楽における「作曲」という言葉には「メロディやコードをつなげて延ばすこと」という意味が含まれていて、それを抜きにして作曲を語ることはできず、また、メロディやコードをつなげて延ばす以上、ストーリーや展開を感じてもらうための配慮が必須です。

作曲する感覚を養う

これまでお伝えしたように、芸術的で独創的な行為だと思われがちな作曲でも、実際には「メロディ」と共に存在する「コード」や「リズム」、そしてそれらを踏まえた「展開」「ストーリー」などに配慮すべきだということがわかると、その場の思いつきによる作業がいかに不十分な行為であるかがわかるはずです。

とは言え、初心者の時点ではこれらのことをすべて完璧に、上手にやり切る必要はなくて、これら作曲の本質を理解したうえで、まずは基本的な曲の創作を通して感覚を徐々に養っていくことをお勧めします。

「基本的な曲」とは、メロディやコード進行やリズムが単純であったり、ある程度の長さがありながらも比較的短めで、かつ単純な構成を持つ曲を指していて、それらに触れることで、「メロディ」「コード進行」とはどういうものか、「ストーリーを作る」とはどういうことか、などが段々とわかっていくはずです。

作曲に慣れていない時点で、いきなり壮大で緻密な曲を作ることはほぼ不可能です。大きく構えて、楽しみながら、何度も曲作りを繰り返して、少しずつ上達することを心掛けてください。

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著者プロフィール

あつし

あつし

静岡市出身。16歳から独学で作曲を始める。高校卒業と同時に上京後、ライブ出演やインディーズ活動を経て、2006年頃に書いていた作曲ブログを発展させる形で「作曲カウンセリング」を開設する。現在は、自身の作曲教室での指導や、音楽系Webサイトでのコンテンツ作成の仕事なども行っています。ビートルズと柴犬が好き。 [詳細]

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