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作曲はじめてストーリー(2/7)

time 2016/02/04

作曲に魅了された少年

見よう見まねで始まった自分の作曲活動も、制作を重ねていくにつれて少しずつながらレベルアップしていきます。それまで歌うことが楽しくてやっていたギターでの弾き語りも作曲のための弾き語りに変わっていき、歌本で使われているコード進行はオリジナル曲のサンプルとしてすぐに試され、弾いたことのない複雑なコードもコードブックによって弾き方を確認するとすぐに自分の作品に導入されていきました。

そんなことを何回も繰り返しながら既存の曲から作曲のパターンを覚えた自分は、普段好んで聴いている曲やテレビ・ラジオから流れる曲に対しても作曲者の視点で接するようになっていきます。メロディやコード進行について考えることが増えて、色々なことを覚えたり発見したりしながら作曲をしていくことがとにかく楽しくて、どんどん作曲にのめりこんでいきました。

「とにかく何度も考えること」でレベルアップ

作曲を続けていると感覚的ながらも徐々にコード進行の法則がわかってきて、メロディに対してコードを割り当てることも前よりスムーズに出来るようになっていきました。理論的な説明はできないながらも「このコードの後にはこのコードが合う」とか「このコードとこのコードは相性が良い」などと、やみくもな作業は段々と経験に基づいた作業に変わっていきます。ギターについてもコードの音を意識するようになって、より作曲者的に演奏をしていくようになっていきました。

この時期はとにかく音楽的に成長していった時期で、勉強そっちのけで作曲のことばかりを考えて、暇さえあればギターを触ってメロディを考えコード進行を考え、夢にまでギターのコードフォームやコード進行が出てきたことを覚えています。振り返ると、何よりも作曲のこと、そしてコードとコード進行のことを常に考えて、もっと良い曲を作りたい、という気持ちでそれを深く掘り下げて行ったことが作曲のレベルアップにつながったのだと感じています。

それと同時に、なぜかその頃の自分には作曲の教則本を見るとか誰かに作曲を習うということは考えられず、あくまで感性を大切に自分ひとりの力だけで作曲を覚えていくことを楽しんでいたようにも思えます。

自分の中ではこの頃が『第一次・作曲レベルアップの時期』として思い出されます。

【次ページ】⇒人前での演奏を通して学んだこと



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著者プロフィール

あつし

あつし

静岡市出身。16歳から独学で作曲を始める。高校卒業と同時に上京後、ライブ出演やインディーズ活動を経て、2006年頃に書いていた作曲ブログを発展させる形で「作曲カウンセリング」を開設する。現在は、自身の作曲教室での指導や、音楽系Webサイトでのコンテンツ作成の仕事なども行っています。ビートルズと柴犬が好き。 [詳細]

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