作曲独学ストーリー「私はこうやって作曲を上達させました」(6/6)

リリース以降

その後の私はそこからまたソロとしてライブ活動や音源制作など、自分のスタンスでの音楽活動に戻っていくことになります。

そこからまたいろいろなことがありましたが、とにかくこの時期に覚えたことを活用しながら私の音楽活動はまだまだ続いていきます。

曲制作はもちろんのこと、音楽理論学習や曲分析、またより幅広く音楽を聴くことなど。

作曲に関して色々なことを勉強したり考えたりしながら、さらに何年も経ち現在に至ります。

独学による作曲上達を振り返って

作曲上達のための基本的なパターン

その昔、初心者の頃の自分はまずとにかく曲を作ることから始めました。

「独学で作曲を勉強する!」という意識はあまりなく、「とにかく曲を作りたい」という欲求から作曲をやっていたことを覚えています。

そして、失敗しつつも制作を重ねていくことで作曲のパターンを体感していきました。

また既存の曲をお手本にコードやコード進行の種類を覚えて、それを常に考えながら作業していったことも大きな力となりました。

独学でもこの手順を踏んでいけばかなりのレベルまで上達できて、スムーズに作曲が出来るようになるはずです。

そして、それ以上に自分の場合はその後に覚えたことが大きく、それこそがもうワンランク上の技術を手に入れるかどうかの境目でした。

ワンランク上の作曲レベルを手に入れるために効果のあること

もうワンランク上の作曲レベルを手に入れるために効果があったと思うことは以下の四つです。

  • 音楽理論を習得したこと
  • 作曲方法論を習得したこと
  • 既存の曲を分析したこと
  • 幅広く音楽を聴いたこと

これらすべては、まとめれば「良い曲を作るための体系的な知識を学ぶ」という姿勢と、そのための取り組みです。

音楽理論の習得

まず、音楽理論をしっかりと覚えたことで、意図的にコード進行を構築できるようになりました。

これは作業時間の短縮、そして「いつでも水準以上の作品を、限られた時間で作る事ができる」ということにつながります。

作曲方法論の習得

また、作曲の方法論を学んだことで「曲をどのように構成してどう作曲を進めていけばいいか」が理解できました。

これにより、作曲をコントロールしながら確固たる意図を持って曲を組み立てていく、という作業が実現できるようになります。

曲分析の実施

そして既存曲の分析を通して「良い曲とはどのようなものか」が理解できるようになりました。

「曲の成り立ち」が把握できたため、それを自分の作品においても再現できるようになりました。

幅広く音楽を聴く

さらには、音楽を幅広く聴いたことはアウトプットを増やすこと、そして制作意欲を高めるために重要な意味を持ちました。

音楽を沢山聴くほどにいろいろな手法に触れることが出来ますし、それを分析することで自分のものにすることができます。

すべてを作曲につなげる

もちろんこれらをすべて踏まえたうえでの作曲があります。

曲作りを終えた後に、そこでの成功や失敗を振り返ることも肝心です。

また本文中に登場するNさんのようなアドバイザーを得たことは自分にとって大きなプラスとなりました。

作曲上達に向けての道筋を示してもらえたことはとても大きかったです。

最後に

ここまで、私自身の経験をもとに「作曲を独学で進めること」について振り返ってみました。

思うに、私の場合まず「感覚的な作曲」を突き詰めてやる期間がありました。

そこから作曲を真剣に勉強することによって、徐々に意図的な作曲に変えていくという無理のない流れを取ったことが良かったと感じています。

現在独学で作曲に取り組んでいる人、またこれから独学で作曲に取り組む方にお伝えしたいのは「作曲を楽しむ」ということの大切さです。

一人で試行錯誤して作曲をやっていると、すべてのことを自分一人で噛み砕いて理解しなければいけないという苦労があります。

それでも、そこに楽しむ姿勢があれば、やるべきことはすべて興味をもとにした行為になるはずです。

興味と熱意があればそれらは「覚えたいこと」になりますし、試行錯誤さえも「良い曲を作るための過程」として楽しめるはずです。

そんな前向きな姿勢で作曲に向き合っていければ、「独学」はむしろ自由で気苦労のないスタイルだと感じるのではないのでしょうか。

これからも毎日継続して、そして少しずつでもレベルアップしていきながら、くつろいだ気分で作曲を楽しんでください。

長文にお付き合いいただきありがとうございました!

こちらに登場した「ワンランク上の作曲レベルを手に入れるために効果のあること」を、下記の記事にて「作曲の上達に欠かせない5つ柱」として、改めて考えています。

無駄なく着実に作曲を上達させる方法にご興味のある方は、是非ご覧になってみてください。
「作曲の上達に欠かせない5つの柱」とは?