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「成功」と「そうでないもの」を分ける要因は「やり抜く力である」、という、その一点について深く考察されている本書ですが、読んでみると、確かに結局のところ何があってもへこたれずに、とにかくやってやってやり続ける力こそが最終的な成果につながるんだと考えさせられます。

そして、個人的にこの本に共感を持てたのが、「ただ単にやっているだけではダメ」ということにもしっかり触れている点です。

本書で語られているジョギングの例で、「もう何年も前から毎日ジョギングをしている、ひたすら走り続けているのに一向に速くならないし、何かものすごい成果が出ているようにも思えない」という疑問がまさにそれで、ある人によれば、「続けるのにもやり方があって、漫然とただそれをやっているだけでは何も成長しない」とのこと。

成長を求めるのであれば、繰り返し続けるそのなかで前回の自分を超えるための目標を設定する必要があり、今回は前回と比べてどうだったのか、その検証と反省と、状況を改善するためのさらなる目標と努力が必要である、と説かれています。

ただ曲を作り続けるだけでは成長しない

これはまさに作曲にも言えることで、ただなんとなく、適当に曲を作り続けていても、決して作曲は上達しません。

しつこく続けることはもちろん大切ですが、自分の作った曲がどんなものなのか、また自分が目指す形を明らかにして、そのレベルにどの程度近づけているか、近づけていない理由とは何かを考えながら作曲をするべきです。

自分の目指すレベルに近づくためにどうすればいいか、何をやって何をやるべきではないかをしっかりと検証しながら、よりいいものを目指して努力をしなければ、このジョギングの例のように、結局ちょっと持久力がついたという程度の変化が起きるだけです。

現在作曲を長く続けているけれどいまいち成果が出ていない、と悩んでいるかたは、一度本書を読んでみると、解決策が見つかるかもしれません。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
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