■コード進行をイメージしながら曲を聴く

例えばテレビの歌番組などから「聴き慣れない、でもなかなかセンスの良い曲」が流れてきたとして、ここで早速前述の「判断力をつける曲の聴き方」を実践してみましょう。

■1:メジャーかマイナーの判断

メロディが始まった時点で「メジャー」か「マイナー」のどちらの雰囲気を持っているかを考えます。判断がしきれない曲調の場合には「メジャー/マイナーの境があいまい」という風に整理する事も出来ます。

■2:コード進行をイメージする

次に、実際にコード進行をイメージしながら曲を聴いていきます。ダイアトニックコードの関係(I/IIm/IIIm~など)を踏まえながら、「この部分は安定しているからIだろう」とか「次にIVになった、次はマイナーっぽいからVImだろう」ということを自分なりに考えていきます。直接的に「どのキーのどんなコードか」まで考えていく事が出来れば理想的ですが、機能を考えていくだけでも十分です。

私が作曲を始めたばかりの頃はこの「コード進行をイメージする聴き方」を特に熱心に行っていて、出会う曲に対してゲームのような感覚でコードを探っては「ああでもない、こうでもない」と新しいコード進行を見つけて楽しんでいました。

それを通して「イメージした音をコードとして弾く事」が簡単に出来るようになり、作曲がとてもスムーズに行えるようになりました。コード進行を考えながら曲を聴くことは「コード進行とその聴こえ方」への理解を深めていくのに最も効果があることだと考えています。→次項『「実践的」曲の聴き方~その3~』


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