作曲教室やってます

作曲ができない!は「弾き語り」をやれば解決できる ~メロディ・コード感覚を養う~

こちらのページでは、作曲ができない方に向けてその解決策をご紹介しています。

現在思い通りに作曲ができず悩んでしまっている方は、是非参考にしてみてください。

弾き語りをやれば作曲がうまくなる

弾き語りはメロディとコードを作り上げる技術を高めるのに最適

作曲初心者の方で「作曲をやってみたい、けれどなかなかできない」という悪循環に陥ってしまっている方をよく見かけます。

特に最近ではPCやスマホの音楽制作アプリが一般化してきたため、気軽な感覚で始めてみたものの思ったほどうまくできないという状況が多く生まれているようです。

その原因はいくつかありますが、こちらではその解決策として「楽器での弾き語りに慣れること」をお勧めします。

「弾き語り」とは、文字通り楽器を弾きながら歌う、ということです。

ここでの「楽器」とはギターやピアノを指します。

それらをコードによって演奏しながら、同時にメロディを歌っていくのです。

作曲の作業において、ゼロからメロディやコード進行を生み出していくためには、「メロディを考えて形にする力」「ハーモニー(コード)を繋げる力」が必要です。

楽器によってコードを弾きながら、その上に歌を乗せていく弾き語りの行為はそのトレーニングとして最も効果的です。

弾き語りの効果

下記に、弾き語りによる効能をまとめました。

  1. 沢山のメロディやコード進行、曲構成を知ることができる
  2. →メロディやコード進行、曲構成の引き出しが増える

  3. 沢山のコード進行を楽器で演奏できるようになる
  4. →いろいろなコードを瞬時に演奏して検討できるようになる

  5. メロディを声に出して発する練習ができる
  6. →メロディを作り出すことができるようになる

以下より順番に解説していきます。

沢山のメロディやコード進行、曲構成を知ることができる

弾き語りは「メロディ・コードとはどんなものか」を知るためにもっとも効果的な方法です。

より正確に言えば「どんなメロディがあるのか」「どんなコードがあるのか」を知ることができる、ということです。

ヒット曲を実際に楽器で演奏し、そのメロディを声に出して歌うことで世の中に存在する楽曲で実際に使われているメロディやコードの例を幅広く知ることができます。

これは、平たく言えば「引き出しが増える」ということにつながります。

自分の中にメロディとコード進行が沢山インプットされていくためアウトプットの選択肢も必然的に広がって行く、という仕組みです。

メロディとコードを同時に把握できる

また、弾き語りによってメロディとコードを同時に表現して行くことができるところにも意味があります。

これにより、コードの上でメロディがどのように変化していくか、またメロディの伴奏としてコードがどのように響くか、を体感することができます。

ポップスやロックにおける作曲は、基本的にメロディとコードの兼ね合いと展開を考える作業です。

双方がそれぞれにどのような影響を与え合うかを把握することは、それらを作り上げる能力を高めることにつながります。

結果的に作曲の作業はやりやすくなっていきます。

沢山のコード進行を楽器で演奏できるようになる

作曲の作業の中では「コード進行を検討する」という過程が必ずあります。

「こんなメロディはどうだろう」「このあとのコードはどう展開させよう」と、いろいろな方法を試して、最適な形に曲を作り込んでいきます。

その時実際に響きを確認するためコードを演奏する技術が求められます。

弾き語りを通してコード演奏の技術を磨いておけば、作曲の時のそのような検討の作業もなんなくこなすことができます。

現在では音楽制作アプリの中でコードの響きを確認することもできますが、幅広いコードをいくつも瞬間的に表現できるという意味ではやはり楽器に勝るものはありません

弾き語りによってコード演奏の技術が磨かれていれば、必然的に作曲時のコードの検討が柔軟になり、かつ早くなります。

メロディを声に出して発する練習ができる

前述の「コードの検討」と同じく作曲の中で欠かせないのが「メロディを考え出す」という作業です。

弾き語りによって普段からメロディを口に出し歌っていると、頭の中でメロディラインを把握してそれを声に出すという行為がなんなくできるようになっていきます。

「作曲ができない」と悩むひとはそもそもこの「メロディを考える」という作業をを難しいと感じているものです。

その原因は「そもそもメロディの形を知らない=メロディの引き出しが少ない」こと、そして「メロディを考え出す力がない」ということです。

弾き語りはこの技術を高めるための練習でもあり、特に後者は何度もメロディを口に出して歌うことで改善されていきます。

メロディを作る練習について詳しくは下記ページでも解説していますが、とにかく沢山歌うことで自然とメロディを考えていけるようになっていきます。
作曲の準備 | メロディを作る練習(その1)

弾き語りは作曲の練習

弾き語りがスムーズに出来るようになると、不思議と作曲も自然とできるようになっていくもので、上記三点を踏まえると「弾き語りは作曲の練習である」とも定義することができます。

「作曲をやりたい、でもできない」という思いにとらわれすぎて悩んでしまうのではなく、まずは少しでもいいから楽器を弾けるようになって、そして好きな曲が歌えることをモチベーションに変えて弾き語りに取り組んでみてください。

弾き語りは今すぐ始められる

現在ではコード譜に特化したWebサイトもいくつかあり、楽器さえあればいますぐにでも弾き語りが始められます。

以下は、コード譜サイトとして特に有名なものの一部です。

慣れないうちは、簡単なコードが使われた曲を課題曲として選び、かつテンポがゆっくりな曲を選ぶと、弾き語りを進めていきやすいはずです。

また、慣れてきたら四和音、五和音を含むような難易度の高い曲にも挑戦していってください。

まとめ

ここまで「作曲ができない」を解決するための方法として弾き語りの効果を解説してきました。

私がこれまでに知り合った方の中にも、みなさんと同じように作曲ができないと悩んでいながら、弾き語りを覚えて実践したことで自然とその状況を打開して行った方が沢山存在しています。

自分の好きな曲を思い通りに楽器で弾いて歌える、ということを思えば、弾き語りはもはや「トレーニング」ではなく「楽しんでやれる行為」になるはずです。

是非弾き語りに取り組んで、次々と曲を生み出していくあの喜びをみなさんも体感してください。

弾き語りには一石五鳥くらいの効能があります!