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コードの装飾~その4~

time 2009/11/16

■ドミナントセブンスの装飾

「テンション付加」の続きとして「ドミナントセブンスへのテンション付加」が考えられます。前項の「9th」は音を一音上げたり下げたりすることで、それらを「#9th」「♭9th」として扱うことができますが、一般的にダイアトニックコードの「I」や「IIm」などには「9th」の付加だけが認められていて「#9th」や「♭9th」はあまり付加されません。

そんな中でドミナントセブンス(V7)だけは前項例の「9th」はもちろんのこと「#9th」、「♭9th」の付加も認められていて、ドミナントセブンスに対しては単なる9thの他にこれら#系や♭系のテンションも織り交ぜていくことでより多彩なコード進行の響きを演出していくことが出来ます。

 [9thの付加]
 G7(9)-C△7 (V7(9)-I△7)
 ↓
 [付加した9thを一音上げる、または一音下げる]
 G7(#9)-C△7 (V7(#9)-I△7)
 G7(♭9)-C△7 (V7(♭9)-I△7)

実際に音を確認していくと「#9th」はどこかロック的で『かっこいい』響き、「♭9th」は哀愁があって『切ない』響き、という印象を持ちます。上記はメジャーコード前のドミナントセブンスでの例ですが、「#9th」「♭9th」それぞれは理論的に「マイナースケールから派生したテンション」という風に位置づけられるため、マイナーコードにつながるドミナントセブンスでの使用が一番違和感がなく理論的に適していると言えます。

 [マイナー進行での例]
 E7(#9)-Am (V7(#9)-Im)
 E7(♭9)-Am (V7(♭9)-Im)

ただこれらはあくまで理論上の考え方であるため、個人的にはそこに縛られることなくメジャーコードにつながるドミナントセブンス上でもどんどんこの「#9th」「♭9th」をして構わないと考えています。(特にメジャーセブンスにつながる「♭9th」などは私も愛用しています。)→次項『コードの装飾~その5~』



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あつし

あつし

静岡市出身。16歳から独学で作曲を始める。高校卒業と同時に上京後、ライブ出演やインディーズ活動を経て、2006年頃に書いていた作曲ブログを発展させる形で「作曲カウンセリング」を開設する。現在は、自身の作曲教室での指導や、音楽系Webサイトでのコンテンツ作成の仕事なども行っています。ビートルズと柴犬が好き。 [詳細]

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