コードチェンジは「展開」

「I LOVE YOU」の例では、曲の導入からサビまでに三つのパターンでコードの割り当てが行われていました。実際の曲ではこれ以外にも、シンコペーションを使って1.5拍や0.5拍のような細かい拍数でコードの割り当てを行ったり、それとは逆に二小節に渡って同じコードを保持するような構成も頻繁に見受けられます。

コードチェンジには展開を感じさせる働きがあるため、落ち着いた雰囲気を提示したい場合には、コードは長めの拍数に割り当てるほうが効果的でしょう。

同様に、コードチェンジが頻繁に行われることで、リスナーは「どんどん物語が進行していく」というような印象を持つため、速い展開を演出したいような場合には、それを踏まえたうえで構成を作りこんでいくことも可能です。

コードを割り当てる拍数を変える

ドラマチックな曲作りのために、コードを割り当てる拍数を場面に応じて変えることも必要です。

「I LOVE YOU」では

  • Aメロでは、コードが4拍をひとまとまりとして変わっていく
  • Bメロに入り、前半の二行でコードが2拍をひとまとまりとして変わっていく部分が提示される
  • Bメロ後半では、コードが1拍ごとに変わって行く部分が提示される
  • サビに入り、またコードは4拍をひとまとまりとして変わっていく

というように、コードを割り当てる拍数が場面ごとに変えられていました。

あわせて、使用する拍数や登場させる場所などに規則性を持たせることで、わかりやすさへの配慮も感じられます。


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