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音域について~その2~

time 2016/02/04

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音域を調整しながらの作曲

適正な音域で曲を作るためのコツは「聴かせたい部分を軸に考える」ということで、まず曲の中の一番の聴かせどころ(=多くの場合はサビ)の一番気持ちのいいメロディや高音部をある程度作り上げてから、その部分を苦労なく歌える音程に設定してください。

その上で歌い手の適正音域を当てはめて「最低音」と「最高音」を割り出しメロディを再度構築していきます。サビの音の高さからAメロやBメロなどを逆算して構成していく、という方法です。これにより曲の中に極端に高い音や低い音がなくなり、作品そのものが歌って気持ちいい「歌いやすい曲」として整っていきます。

妥協せず、常に『音域優先』

もう一つのポイントとして「メロディ作りを妥協しない」ということも挙げることが出来ます。思いついたフレーズが単体では採用出来るものだとしても、それが適正音域を少しでもはみ出していたら即座に「不採用」とする潔さが必要です。

どんなに気に入ったフレーズでも歌えなければ意味がないため、「気持ちよく歌える曲」を作るという意味では必ず音域を優先するようにしましょう。

コードを残しながらフレーズを別のものに置き換えたり、部分転調させたり、また全く新しい観点でメロディを作り上げるなどして対応してみてください。不採用となった「気に入ったフレーズ」は別の曲で利用できるよう音として記録しておけると理想的です。

作曲において音域を優先させることはひとつの制約となりますが、「歌メロディのある曲を作るためのルール」として、対応力を見せつけるつもりで前向きに取り組んでいきたいところです。



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著者プロフィール

あつし

あつし

静岡市出身。16歳から独学で作曲を始める。高校卒業と同時に上京後、ライブ出演やインディーズ活動を経て、2006年頃に書いていた作曲ブログを発展させる形で「作曲カウンセリング」を開設する。現在は、自身の作曲教室での指導や、音楽系Webサイトでのコンテンツ作成の仕事なども行っています。ビートルズと柴犬が好き。 [詳細]

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