ここ最近は「サブスクリプション」という言葉もすっかり世間に浸透してきたように、いろいろなものが月々の定額制で利用できるようになりました。
そんな中で「電子書籍の定額制読み放題サービス」であるAmazonの「Kindle Unlimited」を利用してみました。
使う前は半信半疑でしたが使ってみたところこれはすごく良い、作曲や音楽活動にも役に立つ、ということでこちらでご紹介してみようと思います。
目次
Amazonの電子書籍が定額制で好きなだけ読める「Kindle Unlimited」
無料体験期間を活用
先日こちらでもいろいろな定額制サービスについて記事にしていたところでしたが、今回の「Kindle Unlimited」は電子書籍の定額制サービスです。
月額980円で読み放題、かつ30日間の無料体験があるということで試しに始めてみた、というところです。
リットーミュージック系の雑誌がバックナンバーまで読めてしまうのは最高に嬉しい
【Kindle Unlimited読み放題】 新着タイトルが続々追加!おすすめタイトルにも注目、今すぐチェック:https://t.co/RRzaPO8vLY pic.twitter.com/d7cNAwt66S
— AmazonJPKindle(アマゾン) (@AmazonJPKindle) 2018年8月10日
実際に使ってみると、書籍はかなりの数があります。
そしてなんと!音楽系の出版社としておなじみ「リットーミュージック」の本が対象の書籍として読み放題なのです!
「ギターマガジン」や「サウンド&レコーディング・マガジン」などの雑誌が有名ですが、バンドで音楽活動をしたり、DTMで音楽制作をしている人にとってこれほどありがたいことはありません。
バックナンバーも沢山あるので、さかのぼって昔の号まで読めてしまいます。これは一昔前を考えると本当にすごいことです。
雑誌には音楽理論系や楽器トレーニング系の記事もあり、歴史ある雑誌なだけに読み放題で知識をどんどん吸収できるというのは作曲活動をするうえでも絶対に得です。
音楽系書籍も沢山
また、同社は雑誌類以外にも実に沢山の音楽書を出版していますが、それらの中にも読み放題対象になっている本は多いです。
例えば以下のような書籍です。
このように、作曲のレベルアップに直結するような良い本が沢山あります。
まるで無限の知の泉を手に入れたような感じです。
「KDP」も多いです
ただ、反面でKDP(Kindle ダイレクトパブリッシング )を利用して出版されている本もかなりの数を占めます。
KDPとは個人出版のKindle版で、原稿があって一定の手続きを踏めば誰でも無料で電子書籍が出版できる、というもの。
ということは、いわゆる正規の出版社が出す紙の本に比べて何でもオッケーの状態になってしまっているということを意味します。
特にビジネス書はその傾向が強いですね。
もちろんKDPの電子書籍の中にもいい本は沢山あるので、しっかりと選んで読めば自分の知識になる事は間違いありません。
以前ご紹介した音楽系の定額制サービスに比べて、書籍は読んだことがそのまま知識につながるので、これは本当にいいサービスだと感じています。
やっぱり、作曲を含めた表現活動をするひとにとって、こういったインプットは積極的に活用していくべきなのかなと思います。
ここからさらに出版社がKindle Unlimitedに参加して書籍の数が増えていくことを願いますし、今後実際にそうなっていくのだろうと思っています。
既に述べた通り無料お試し期間もあるので、まだ使ったことがない方は是非体験してみてください!
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