なんとなく押さえると音が入り組む
ギターを弾いていて、「なんとなくフレットを押さえて鳴らしてみたところ結構良い響きがしたけれど、これってコードネームで表記すると何というコードになるんだろう?」と考えてしまった経験はありませんか??
ギターは音の並びが特殊なので、手の届く範囲で無造作にフレットを押さえると思っている以上に音が入り組んでしまって、コードネームとして表記がしづらいもの。
また、開放弦を活用したアプローチの際にも、同じような事象が発生しやすいです。
ましてやその響きを誰かに共有したいときには、コードネームで表記できないと何かと不便で、それはバンドなどでのアレンジの質にも影響してきます。
コードネームを表示してくれるサイト
上記のような時に便利な「Chord Namer」というページがあります。
出典:Chord Namer
海外のサイトなのですが、ギターフレットの図の上でポジションをマーキングしていって、「Name this Guitar Chord」のボタンを押すことで、そのフォームのコードネームが自動的に表示される仕組みとなっています。
ポジションによって生まれている音を一つずつ判別して、「最低音+その他の音」という構成で組み立てることでコードネームにしているだけなのですが、これが自分で一から考えてやるよりもはるかに簡単で便利。
ものによっては「こんなコードあるの?」という微妙なコードネームとなることもありますが、その場合はそれをヒントにオンコードとして組み立て直すと意外とすんなりコードネームにできます。
構成音も表示されるため、ギター指板上の音の並びを理解するのにも役立つはずです。
「謎のコードフォームをコードネームにしたい」という方は、是非活用してみて下さい!
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