ヒット曲分析 | 花束(back number )

曲構成の概要
  • キー:D
  • 構成:[A]-[A]-[B]-[サビ]

考察

各ブロックごとのメロディの性質、空白の有無

Aメロでは、メロディが長く伸びて、空白が多い。メロディにゆったりした雰囲気がある

反面で、Bメロとサビではメロディが細かくなって、畳みかけるような形になっている

また、特にサビでは空白が無く、メロディが次々展開していくのでドラマチックで曲に引き込まれる。

Aメロと、Bメロおよびサビで、それぞれにメロディが違っていることで場面転換が明確に感じられる

各ブロックごとのコードの拍数

Aメロは4拍単位でコードが変わっているのに対し、Bメロでは2拍単位でコードが変わる。

それぞれでコードチェンジのタイミングが変わることによって、各ブロックが持つスピードが変わっている

ブロック冒頭のメロディの始まり方

Aメロ、Bメロでは冒頭では、伴奏と同じタイミングでメロディが始まる。

反面で、サビ冒頭では、伴奏よりも前からメロディが始まる。

サビを、勢いのあるものとして聴かせるために効果的だと感じる。

サビ前(Bメロ終わり)の伴奏のブレイク

サビ前(Bメロ終わり)で、伴奏が一旦止まって無音になる。

前述の、メロディの始まり方とあわせて、その直後からサビが始まることで、サビ冒頭が印象深いものに感じられる

サビのメロディ

サビの中に、音が跳躍するメロディと、階段のように音が順次進行するメロディが混在している。

大きな動きと、なだらかな動きがそれぞれあることで、サビのメロディがドラマチックなものに感じる

聴き応えのあるサビのメロディ構成を生み出している

全体的な感想

セカンダリードミナントコードの響きが曲全体の雰囲気を作っていて、マイナーを感じさせる、少し切なげな曲調に仕上がっています。

また、サビでメロディが次々とつながっていくところなどは展開に勢いがあって、あえて音を詰め込むことで、それが印象的な構成を生んでいると感じました。

歌詞では、同じ言葉を繰り返すことで、その部分がまた特徴的なメロディとして印象に残り、曲の個性になっています。

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