南海キャンディーズ「山ちゃん」の「天才はあきらめた」を読みました。
2006年に発売されていた本に、大幅に加筆して生まれ変わったというこちらの書籍。
「下手な自己啓発本よりやる気にさせてくれる」というようなレビューを見て、ちょっと読んでみたくなりました。
山ちゃんがまだ「何者でもない」頃にお笑い芸人を志し、そこからどのような過程を経て現在の活躍につながっていったか、が記されています。
張りぼての自信
そして、ブックファースト新宿店さん。
ありがたやありがたや。
サイン本もたくさん置かせていただきました。 pic.twitter.com/Cc1umXHwfX— 山里 亮太 (@YAMA414) 2018年7月11日
結果を出している人というのは全員が絶対的に努力家であり、人知れず相当な苦労をしているものです。
山ちゃんもやっぱり同じで、養成所にいた頃からお笑いに必死で取り組んで、ノートを取って人一倍勉強して、昨日よりも今日、今日よりも明日、という努力を重ねてきたようです。
また、本書で度々登場するのが「張りぼての自信」という言葉。本当は自分に自信なんてないけれど、行動をすることで一応は「自信」と呼べるような気分は持てる、というようなことを指しています。
不安になってしまいそうなとき、この「張りぼての自信」が大きな助けになった、とのこと。
他人に嫉妬したり、上手くいかなくてくよくよ悩んだりするぐらいなら、その感情をガソリンにして自分の行動に換える。そして、辛い時には「張りぼての自信」で自分を癒す。
自分を「天才ではない」と認めた時から、それをカバーするための行動が始まっていきますが、まるで怨念のようなその努力は、目標に向かって努力するみなさんの刺激になるはずです。
作曲も、ギターも、歌も、みんな同じ。やっぱり結局は「努力」しかないのですね。
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