テイラーが開発した「V-Classブレーシング」が気になったので、少し調べてみました。
「V-Classブレーシング」とは
Here are a few tips for test-driving a Taylor guitar with V-Class™ Bracing https://t.co/2dFljNehr1 pic.twitter.com/3fDPe9eQsX
— Taylor Guitars (@TaylorGuitars) 2018年6月20日
アコースティックギターのトップ材の裏側は、「ブレーシング」といって、木板の上に何本かの棒状の木材が貼られた構造になっています。
ほとんどのアコギはこれが交差するように貼られていることからその形状は「Xブレーシング」などと呼ばれていますが、テイラーが新しく開発した「V-Classブレーシング」はその名の通りそれがV字型になったもの。
@TaylorGuitars‘ new V-Class bracing is a revolution in acoustic guitar design. Read our handy guide to find out more about this new technology 👉
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従来の「Xブレーシング」にあった弱点を克服した新たなブレーシングの形として、一部のアコギ弾きの間で注目されています。
強さの中にしなやかさがある
テイラーによるとこの「V-Classブレーシング」によってボリュームとサスティンの両方を豊かにすることができているようで、強さの中にしなやかさがあるというような状態を実現できているとのこと。
また木材がプレーヤーの演奏を素直に受け止めてくれるため、音の反応が良くなったりバランスのとれたサウンドになっているらしいです。
以下はV-Classブレーシングのギター制作を紹介している方の動画です。
冒頭でデモ演奏がありますが…、良い音です。
正直通常のテイラーのギターと聴き分けられないですが、インタビューでも「これまでのXブレーシングとは全く違うもの」「サスティーンが伸びる」というようなことを言っています。
確かに、音が良く伸びていると感じます。
まあ、そもそもテイラーのギター自体がすごくサスティーンに優れたギターなんですけどね(笑)。
テイラーは弾いていたくなるギター
私が使っているメインのアコギもテイラー製で、そちらは「V-Classブレーシング」ではないですが確かにテイラーのアコギは弾いていて楽しいですね。
この新しいブレーシングによって、よりプレーヤーにとって心地いい演奏体験を実現しているのかなと感じました。
こんなギターがあったら作曲もはかどりそうなので一度試奏してみたいです。