クリシェ

■感動のコード進行

あるひとつのコードを連続して使うとき、そのコードの中の1音を順番に上昇させたり下降させたりしてつなげていくコード進行を『クリシェ』と呼びます。下記実際のコード進行での例です。


【キーC】

 [例1]1度音を下降させるクリシェ

  C-C△7-C7-C6


ルートの音(この場合はドの音)がコードが進むにつれて一音ずつ下降しています。比較的静かな印象があり導入部などの落ち着いたメロディによく似合います。また感動的なムードも併せ持っている為バラードのサビなどにも頻繁に使われています。


 [例2]5度音を上昇させるクリシェ

  C-C(+5)-C6-C7


こちらは5度の音(この場合はソの音)が順次上昇しています。コードの響きは例1に比べて少し聴き慣れないイメージがありますが、それゆえ単調なメロディをグッと引き立たせる効果もあります。例1同様上手に使っていきたいコード進行です。
(動画でも解説しています【動画で作曲講座:クリシェ】)
→次項『クリシェ~その2~』

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    →【動画で作曲講座(YouTube)】作曲のあれこれを動画で解説します。
カテゴリー: 作曲の方法・理論
  1. リチャード関口
    2011 年 12 月 21 日 18:48 | #1

    とてもわかりやすい解説ですね。しばし拝見させていただきます。

  2. あつし
    2011 年 12 月 21 日 21:50 | #2

    @リチャード関口さん

    コメントありがとうございます。クリシェは動画でも解説しているので、またよかったらご覧になってみてください。

  3. CUBE
    2014 年 12 月 27 日 14:15 | #3

    はじめまして。サイトと動画の方を両方見させていただき勉強しています。
    とても勉強になります。
    すみません一つ素朴な疑問なんですが、キーがCの場合で
    ドミソ→シミソ、、、ときてソミソまで下げた場合、このコードは
    どのような和音になりますでしょうか。
    変な質問ですみません。

  4. あつし
    2014 年 12 月 27 日 19:02 | #4

    @CUBE さん

    コメントありがとうございます。お役に立てているようでありがたいです。クリシェについてですが、1度のクリシェがソまで下がってソミソになった場合には、本来のCの構成音ドミソからはずれた音がひとつも無いため、単なる「C」として解釈できます。(「ソミソ」なので、厳密には1度ドはありませんが、他にベースなどでドが鳴っている前提です)構成音のひとつをクリシェでずらしていって、どこかでそのずれが元どおりに収まる、というようなイメージです。

  5. CUBE
    2014 年 12 月 29 日 03:39 | #5

    返信ありがとうございます。
    なるほどそういうことでしたかー。勉強になります!
    引き続きサイトと動画みさせてもらいます!