作曲者にとっての仕事探しとは
個人が企業から直接仕事を受ける
先日こちらでもご紹介した「ココナラ」というサービス。
あちらが主に個人のスキルを売り買いする場所だとしたら、企業から個人に向けて業務をアウトソースする「クラウドワークス」や「ランサーズ」というサービスの注目度はやはり高いです。
出典:クラウドワークス
作曲をやっている人にとって「音楽制作」という仕事は興味がありながらも、どうやってそこに携わればいいのかわからないものです。
一昔前であればなんとか企業に潜り込んで、そこで広告やメディアの音楽制作に参加する、というスタイルが一般的でした。
それが、現在ではこういったサービスにより、企業が個人に対して直接的に仕事を発注できるようになり、実力によってチャンスが広がっているように感じます。
音楽制作の仕事は希少
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— Lancers | ランサーズ (@lancersjp) 2018年8月10日
これら「クラウドワークス」や「ランサーズ」には、フリーランスに向けた様々な仕事が日々掲載されています。
もっとも多いのはライター系のお仕事で、これらやデザインなどを含むWeb系の案件がやはり多い印象です。
反面で、作曲をする人が一番気になる音楽制作系の依頼ですが、これらはやっぱり少なめです。
これは自分たちの日常を考えれば理解できて、我々が普段から圧倒的に多く目にするのが活字、そして画像などです。
世の中に活字や画像を必要とする場所は沢山あって、そのためそれらを作る人というのはやっぱり多く求められているわけです。
それに比べ、音楽が流れていたり音楽がどうしても必要となる場面というのはすごく少ないですよね。
「クラウドワークス」や「ランサーズ」での依頼も、企業というよりなんらかの団体がBGMを必要としていたり、特殊な案件に分類されるものが多いと感じました。
そういう意味では、前述の「ココナラ」のようなサービスで、まずは個人同士で楽曲提供をすることで本格的な音楽制作の仕事に向けての足掛かりを作るのが現実的なように思えます。
DTMが一般的になって音楽制作が身近になっている以上、これから作曲者が活躍できる場所がより増えていけばいいなと考えています。
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