■「音楽理論」の誤ったイメージ

独学者が一般的に音楽理論と聞くと「勉強みたい」、「感性が束縛される」と悪いイメージを抱きがちです。また「知っていたほうが得なのはわかるけれど何からやったらいいかわからない」というように、『理論』という響きが難解なイメージを与えているようです。

『音楽理論』とはいわば「作曲をやりやすくする為の考え方」で、音楽理論を習得することは「作曲の手法を覚えること」であるため感性が束縛されるということはありません。

難解だと思われがちな内容もひとつひとつかみ砕いて覚えていけば十分に理解することができて、自己流で作曲をやってきた人間にとっては「感覚でわかっていること」と「理論」がつながって刺激的でもあるはずです。

作曲の手法を「知らずに手探りでやる」というよりも「知った上でやる事を選ぶ」というほうがより効率的だといえます。

■どこから習得するか

実際に音楽理論を知っていく上で「どこから習得するか」は理解を深めるポイントとなります。

一番理想的なのは「学校や知人などから直接教えを受ける」というやり方ですが、それだと時間も手間も掛かり「作曲を効率的にやる」という主旨と少しずれていくように思えます。(ただ本当に時間とお金があるなら、誰かのもとでみっちりと教わる方が長い目で見ると効果的なのかもしれません)

私の場合は主に「本」で理論を勉強しました。本は場所を選ばず自分のペースで学習していく事が出来ます。また一冊数千円ほどの中に学ぶべきことがいくつもあって、費用と効率を考えるととても経済的です。

本の場合『理論』といってもピンからキリまであって、本当に初歩の初歩からじっくりと書いてあるものや、ある楽器に特化した内容になっているもの、音大レベルの高度な内容のものなどさまざまです。現在の自分に合ったものから選んで学び始める事が出来る、というのことも本から理論を習得する利点だといえるでしょう。→次項『音楽理論の習得~その2~』


作曲教室もやっています