思い通りにゼロからメロディを生み出す

作曲という作業の中でも最も基本となるのが「ゼロからメロディを作る」という作業です。良い曲を作り続けていくためには、これを自分の思ったときに、思ったとおりに出来るようにする必要があります。

この行為を苦労なく出来てこそ、その後に良いメロディの選択や良い曲にする為の構築があり、それを経て初めて継続的に品質の高い作品を作っていく事が出来るようになります。

メロディを生み出す作業は難しい理論を必要とせず、またメロディを生み出す技術は慣れによって確実に上達します。日頃から練習をすることにより、苦労なくメロディを作ることができる感覚を養っていきましょう。

メロディを生み出す感覚を養う

メロディを生み出す感覚を養う方法について以下の通りまとめてみました。

メロディを作る練習の手順と方法

  1. 既存の曲を思い浮かべてメロディや伴奏を口ずさむ
  2. まずパッと思い浮かんだ曲をすぐに口に出して歌ってみましょう。体から音楽を発する事が大切である為、このとき力は抜けていても構いません。

  3. 曲を次々と変えて瞬時にそれを口ずさむ、それをしばらく続ける
  4. あるひとつの曲のメロディを歌いながら、頭の中で次の曲を探るように意識を働かせてください。そして今歌っているメロディを止め、思い浮かんだ新たな曲のメロディをすぐに口ずさみます。次の曲そしてその次の曲も同様に行って、曲を次々と変えながら違うタイプのメロディを口ずさんでいきます。

    曲を変えていく行為は、慣れないうちは少し苦労しますが、コツをつかむと意外とすんなり出来るようになるものです。メロディを変化させていくことに体を慣れさせるためこれをしばらく続けます。

  5. ある部分で、歌っている曲を自分なりに変化させる
  6. 次々つなげていった曲を、あるところで自分なりに展開させます。「本来なら上がる音階を下げてみる」というような簡単な変化でも構いませんし、「サビを歌っていた後にオリジナルの新たなAメロを作って歌ってみる」という本格的なメロディ作りでも構いません。

    ポイントは、意図的に変化させようとする姿勢で、これが目的とする「ゼロからメロディを作る」という行為につながっていきます。

メロディ作りに慣れるには何よりもメロディを歌うことが効果的ですが、ただ歌うのではなく、意識的にメロディを作り上げる行為がクリエイティブな感性を伸ばすための訓練となります。
→次項『メロディを作る練習~その2~』


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