こちらのページでは、3月23日、東京・後楽園にて実施された作曲勉強会の様子をレポートとしてまとめています。
曲分析から作曲のコツを学ぶ2時間勉強会
アットホームな雰囲気で進行
今回の勉強会では、曲分析を主なテーマに据えました。
曲分析は曲の成り立ちを知るために欠かせない取り組みで、それを通して「どのように曲を組み立てればいいか?」が明確に理解できます。
前半の1時間でその場で簡単に曲分析を実施し、後半の1時間でその結果をもとに曲作りの手順やコツを解説する、というカリキュラムで実施しました。
今回分析の題材として選んだのは「恋するフォーチュンクッキー(AKB48)」です。
少人数での実施となったため、全体的にアットホームな雰囲気で勉強会は進んでいきました。
ギターで実演しつつ、ミニ作曲もその場で行い解説
参加されたのは、既に沢山の曲作りを行っている方から、作曲に憧れがあって完全な初心者、という方までさまざま。
作曲に不慣れな方の割合が多かったため、音楽理論的な解説は最小限にとどめて実用的な内容を増やしました。
そもそも曲分析とはどのようなものか、どんな点に着目すればいいのか、そしてそれらを曲作りにどう活かせばいいのか、など。
ギターを使って実演しつつ、曲の構造についても触れながら「ミニ作曲」のようなことも行って解説していきました。
分析の大切さ
途中、作曲に慣れている参加者の方からは歌の無いイントロや間奏についての質問もあり。
この辺りは、既に曲作りをされていて編曲的な視点のアンテナが伸びている証拠ですね。
このようなアレンジについての興味を含め、参加者のみなさんが知りたい内容についてこちらも学びがあったので、今後の勉強会内容として参考にしていこうと思います。
また今回勉強会のテーマとして曲分析を扱ったことで、「曲の成り立ちを知ること」の大切さをお伝えすることができました。
日ごろから曲分析にも熱心に取り組んで、より良い曲作りを目指していきましょう。
勉強会参加者の声
ポップス・ロック作曲の上達につながる「曲分析ガイドブック」について知る
作曲がぐんぐん上達する「曲分析ガイドブック」のご紹介ページ