オンラインレッスンやっています

音楽理論 | 終止の種類

終止とその種類(例:キー=C)

コード進行がある程度展開したのち、一旦落ち着く事を「終止」と呼びます。以下は終止の例です。

全終止

ドミナントコードはトニックへの解決を連想させるコードで、コードの機能が「V → I」と進行してコード展開がいったん落ち着く事を「全終止」と呼びます。

  • C → F → G → C(I → IV → V → I)
ロック/ポップスで「終止する」と言えば、ほとんどの場合この「全終止」を指します

偽終止

「全終止」の形のまま、(Vから)その代理コードに終止する手法を「偽終止」と呼びます。

  • C → F → G → Am(I → IV → V → VIm)
「I」ではなく「VIm(代理コード)」に落ち着いていることから、リスナーに「Vが鳴った」→「Iが来るだろうな」→「来なかった」という驚き(裏切り)を与える効果があります

変終止(サブドミナント終止)

終止はサブドミナントコード(IV)からも形作ることができます。

  • C → Am → F → C(I → VIm → IV → I)
ドミナントを経由する場合に比べ「静かに落ち着いた」、「なんとなく落ち着いた」という印象を与え、トニックへの明確な解決を避ける働きがあります

また、ドミナントの不安定すぎる響きが無いことから、全終止よりも少し都会的な雰囲気を持っています。

あわせて「変終止」に付随する特殊な終止として、サブドミナントマイナーから直接トニックに落ち着く「サブドミナントマイナー終止」も、頻繁に見かけることができます。

  • C → Am → F → Fm → C(I → VIm → IV → IVm →I)

全終止を基本としながら、展開や曲調にあった別の終止を意図的に盛り込んでいけるようになると理想的です。

動画で解説

文章ではよくわからない!」という方のために、下記動画でも終止について解説しています。

是非参考にしてみてください。


次の記事では、コード進行の技法のひとつである「セカンダリードミナントコード」について解説しています。→ 次の記事「音楽理論 | セカンダリードミナントコード」