馴染みの薄い管楽器・弦楽器を知る
DAWで生演奏を表現する
管楽器や弦楽器は、ポピュラー音楽においても、編曲のひとつの手段として頻繁に活用されています。
最近ではソフト音源も充実してきたことで、その効果的な入力方法や、そもそものアレンジのコツなどについても興味が高まっています。
本書では、単なる音符入力による管楽器や弦楽器の機械的な表現を避け、より生演奏により近いニュアンスを表現するための、基本的な知識やアイディアが紹介されています。
アレンジ手法そのものを知ることもできる
それぞれの楽器の特性と、それを踏まえたMIDIデータの入力のコツなどを、付属の音源と連動する形で説明しており、音を聴くことでより直接的に効果を確認していくことができます。
ボリュームやベロシティ、音の揺らぎを表現するモジュレーションなど、それぞれのコントロールは管弦楽にとって命のようなもので、これらを効果的に操ることで、躍動感のある音楽を作り上げていくことができるのだと理解できました。
そもそものアレンジ手法も含め、管楽器・弦楽器を扱う際の、大きなヒントになるはずです。